「あわっ」トス レンガに鳴る靴音二つ。 突然腕を引かれ、私は潮風と共に氷河を感じた。 「危ないですわよ、ルビー」 「前を見て歩きなさいと、さっき言ったばかりでしょう?」 「あ……えへへ、ごめんワイス」 「つい、よそ見しちゃってて…」 頬をポリポリ、誤…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。