プーカは一度、プリムに捨て割られたプカ。
役に立たなかったプーカは、逃げたプカ。
再開した時、その視線が怖くて仕方なかったプカ。
「何で居るの?」その言葉に感情がボロボロに膨れてしまって、爆発してしまったプカ。
でも、プリムはプリキュア達と出会い、戦って、自分の欲しい物を手に入れたプカ。
プーカはプリムの物プカ。
プリムのスラリと流れるような体に抱きしめられると、とってもスッキリした良い匂いプカ。
プリムの白い肌は暖かくて柔らかくてキメ細やかで、胸に顔を埋めながら背中に感じる手の感触にどうにかなりそうプカ。
服をギュッと握って絶対に離さないように力を入れたら、プリムの右手がプーカの頭を撫でてくれたプカ。
「暖かい」って揺らぎの少ないトーンが耳の鼓膜を撫でて、心地良いプカ。
顔を上げたら目が合って、赤い瞳に吸い込まれそうになって、凝視出来ないプカ。
髪はフワフワしててパステルミントにピンクでグラデーションで、ウサ耳と白い揉み上げが可愛いプカ。
プリムの髪はとってもふんわりしてて、顔を推し当てて嗅ぐと、甘くて嗅いでいるプーカが吸い込まれそうに甘いプカ。
耳の裏に鼻を押し当て呼吸すると、プリムは少し頬っぺたを赤くして擽ったそうにはにかんでいて、とっても可愛いプカ。
プリムの口はプルプルで、口内に垣間見える細い舌が唾液に濡れているプカ。
鎖骨が好きプカ。
でもプリム、やっぱり少し細いプカ。
もっといっぱい食べたほうが良いよって、プーカを食べても良いよって、言おうとしたけどプリムは料理出来ないプカ。
誰かにプーカを解体して貰って、美味しい部位を切り取って、焚き火で少しずつゆっくり火を通してこんがり焼けたいプカ。
プリムはプーカの事をいつものムム口を小さく開けて、食べるプカ。
プーカがプリムの栄養になれたなら、プーカ達は一生一緒プカ。
でもやっぱり寂しくて、プリムのスメルと声と目と感触をもっと欲しい。
プーカが人間の姿、キュアプーカになってる時キュアシュプリームと交わした言葉と絡まった手の温もりを一時も忘れたことはないプカ。
プリムはプーカと接している時、少し悲しそうな顔をしているのを知っているプカ。
プーカはもう気にしていないけど、プーカを突き離したことを、プリムは今でも申し訳ないと思っているプカ。
小さなプーカに、宇宙で一番強いプリムが悩んでいる顔が、表情が、とっても可愛いのは。
皆には内緒プカ。
プリムは、プーカから離れられないプカ。
プリムは、プーカがプリムにまた見捨てられてしまう事を恐れていると思っているけど。
本当に怖がっているのはプリムの方プカ。
プーカが仕返しに裏切るのではと、いつも抱き締める手が小刻みに震えてること、プリムは知っているプカか?
プリムは、プーカから居なくなれないプカ。
プーカはプリムを見捨てないプカ。
だから、プリムが願ってなくても、プーカ達はずっとずっと一緒プカ。
夜、プリムのパーカーの中に潜って、籠るプリムの匂いと体温と感触がプーカにとって最も幸せな時間プカ。
プーカ、プリムが大好きプカ!